ママ衛門へちま水
みなさまこんばんは。日中セミが鳴いていておののいたまき衛門でございます。なにしろお暑うございます。確かに九州は南国ではございますが、だからって神無月は秋でございます。そろそろ半袖を卒業したく存じます。
さて、最近はいろんな仕事と同時進行で、お庭の仕事もさせていただいております。あるお宅の玄関まわりの生垣を取り払い、枕木と、当植えもん屋手作りのラティス、ベルギーレンガ、カラー玉砂利を使ってのフロントヤードづくりでございます。まき衛門はデザインもいたしますが、少数精鋭の植えもん屋ですゆえ、実際の施工にも携わります。ようするに、スコップで穴を掘ったり、枕木や材木やレンガを運んだり、セメントをこねたり・・・と何でもやります。なので25キロのセメントなど軽がる運べてしまう。
いつだったか、地域の運動会の運命競争にかりだされたことがあり、「米10キロを抱えて走る」という課題にあたったのですが、片手でひょいっと抱えてゴールまで爆走。ぶっちぎりの1位だったことがございます。景品は洗剤でした。話がそれました。まあ、お日様の下で泥と土とセメントにまみれていると、身体には良いのですが、お肌にはよろしくありません。一日が終わるとぱりぱりにつっぱっております。ついでに申しますと、いつ出来たかわからない傷や打撲のあとがいっぱいでございます。
まあ、傷のほうは放っておいてもそのうち勝手に治りますけれども、お肌のほうはそうはまいりません。看板娘は顔が命、あ、いえ、笑顔が命。ぱりぱりのお肌ではお客様に良い笑顔はつくれません。そこで、秘密兵器、「ママ衛門へちま水」の登場とあいなります。これが良いのです。
夏の間育てていたへちまの茎を、満月の晩、はさみで切り、その根っこに近いほうの切り口を一升瓶に差し込んでおくと、なんと、多いときでは2リットル近いへちま水が取れるのです。これにまき衛門の母、ママ衛門がエタノール、グリセリン、ホウ酸を加えてガーゼでろ過し、へちま水を原料とするところの化粧水を完成させるのです。自家製の化粧水を作り始めたのは、ご高齢なのに、とってももちもちしているお肌のお客様に出会ったから。秘訣をうかがうと、「ずっとへちま水の化粧水だけ使っている」とのこと。それならば、とママ衛門はさっそく翌春からへちまを植え、初秋にへちま水をとることにしたのでした。
実はここ数ヶ月、へちま水がなくなっていたため市販の普通の化粧水を使っておりました。が、なんだかしっくりこないというか、肌に入ってこないな~と感じていながら、こんなもんかな~とその感覚に馴染んでいたのですが、この秋、やっと出来てきたへちま水を使ったとたん、うるおいがじわ~っと肌にしみこんでいくのがわかりました。そして、そのあとほっぺたに触れていると、すごくもちもちして気持ちいいのです!これよ、求めていたのはこれなのよ!と嬉しくなってうふふふっと妖しく笑ったのでありました。
と同時に、満月の夜、ものすごい勢いで大地から水を吸い上げるへちまの力強さと、へちまという植物の茎を流れた水が、それまでとは全く違う成分を備えて出てくるという神秘に心うたれます。そしてその恩恵を受けるママ衛門とまき衛門母子。「最近きれいになったね」といわれるようになったのは、きっとへちま水が肌だけでなく、心までうるおしてくれているからに違いありますまい。間違ってもおせじをいわれたと思ってないところがこの母子の素直~なところでございます。
みなさま、自家製に限らず、昔からあるへちまコロンとかでもけっこういい感じになるようでございますよ。日焼けした肌にも良いようでございますよ。個人差はあるかと思いますけれど、ぜひ一度お試しあれ。
それでは本日はこれにて失礼いたします。お肌のためにも良い眠りを・・・。では、ごきげんよう。おやすみなさいませ。
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