植えもん屋的へそまがりなお仕事。
みなさまこんばんは。
え~、まき衛門はへそまがりです。でも、別に意識してそうしているわけではなく、こころの命じるままに行動しているだけなんですけども。
で、今回はそのへそまがり精神にのっとって行った植えもん屋的な仕事をご紹介でございます。
今年の夏頃だったと思いますが、市場にこんな鉢が出荷され、競りにかけられました。競りの直前、10人ほどの花屋さんたちがこの鉢を下見をしていたのですが、みなさん「この鉢は使いにくいし、売れないデザインだ」と話していたのでした。
が、まき衛門はこの鉢に一目ぼれしてしまいました。だって、抹茶かきごおり練乳がけみたいで、美味しそうだったんですもの。そして、まき衛門が思うところの和洋折衷なデザインでもあったので、案外使いやすい気もして。
で、購入。
こちらはまき衛門が敬愛するM園芸さんが育ててくれた新品種のビオラの苗でございます。どちらかというと無難な色合いの花が好まれるこの地方ですので、万人に好まれるような新品種のほうが売れますけれども、まき衛門はこういうちょっと毒のある感じの色が嫌いではありません。
大人なデザインのチョコレートケーキやコーヒーゼリーみたいで、美味しそうだわ~。あるいはフラメンコのドレスみたいでセクスィー(?)な感じ。
で、仕入れました。
更に、このデージー、なんてかわいいのでしょう。まき衛門のツボです。
が、派手な花が好きな方が多いこの地方では白はやっぱり売れません。でも、これ、あまり見かけないデージーなんですよね~。「アルムの空」という品種に似ているような。原種に近いかな。で、売れないことはわかってる。よくわかってる。
って、仕入れるつもりはなかったのに仕入れてしまいました。
こちらがよく流通しているデージーです。上の花との違いがおわかりになりますでしょうか。
ならべてみました。左が定番のデージー。八重咲きで花びらが細いです。右が今回仕入れたもの。
どちらもかわいいのですが、左が素朴な田舎娘だとすると、右は可憐な町娘、みたいな雰囲気でございます。
更にさらに、このコルディリネ・オーストラリスという葉物植物。
当店のお客様は見向きもしてくれません。
が、まき衛門には渋くてかっこいい、と見えるのでした。
上から見ますとね、中心部がほんのり赤くて、色気があるんですよ。
でも、売れません。
フリンジパンジーというふりふりひらひらの花びらのパンジーがございます。割と昔からあるのですが、色もたくさんあって、とってもゴージャスで華やかな印象なので近年人気です。
こちらがそうでございます。
ちょっと洋風な寄せ植えにしたりするんですけれども、そういうのって、あまりにも真っ当すぎて、まき衛門的にはだんだん気恥ずかしくなってくるわけです。
洋風な顔をした人が、洋風な服を着て、洋風なお出かけをする、みたいな感じがあまりにもはまりすぎてて落ち着かない気分になるのですな。へそまがりんぐなまき衛門としては。
で、このやり場のない思いを払拭するためにどうしたかと申しますと…
とかやって遊んでみたりするわけです。なぜ、ゴレンジャーではないのかと言いますと、同じ鉢が4つしかなかったからです~。
あ、もちろん店でそんな戦隊モノ的売り方はいたしません。あくまでまき衛門の心の中だけのことでございます。おほほほほ。
でも、こっちのほうが気恥ずかしいのじゃないかって言われそうですな。ま、今年の恥は今年のうちに、ということで。
それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。そして、どうぞ良いお年を。
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