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2007年12月31日 (月)

植えもん屋的へそまがりなお仕事。

みなさまこんばんは。

え~、まき衛門はへそまがりです。でも、別に意識してそうしているわけではなく、こころの命じるままに行動しているだけなんですけども。

で、今回はそのへそまがり精神にのっとって行った植えもん屋的な仕事をご紹介でございます。

130 今年の夏頃だったと思いますが、市場にこんな鉢が出荷され、競りにかけられました。競りの直前、10人ほどの花屋さんたちがこの鉢を下見をしていたのですが、みなさん「この鉢は使いにくいし、売れないデザインだ」と話していたのでした。

が、まき衛門はこの鉢に一目ぼれしてしまいました。だって、抹茶かきごおり練乳がけみたいで、美味しそうだったんですもの。そして、まき衛門が思うところの和洋折衷なデザインでもあったので、案外使いやすい気もして。

で、購入。

137 こちらはまき衛門が敬愛するM園芸さんが育ててくれた新品種のビオラの苗でございます。どちらかというと無難な色合いの花が好まれるこの地方ですので、万人に好まれるような新品種のほうが売れますけれども、まき衛門はこういうちょっと毒のある感じの色が嫌いではありません。

大人なデザインのチョコレートケーキやコーヒーゼリーみたいで、美味しそうだわ~。あるいはフラメンコのドレスみたいでセクスィー(?)な感じ。

で、仕入れました。

142 更に、このデージー、なんてかわいいのでしょう。まき衛門のツボです。

が、派手な花が好きな方が多いこの地方では白はやっぱり売れません。でも、これ、あまり見かけないデージーなんですよね~。「アルムの空」という品種に似ているような。原種に近いかな。で、売れないことはわかってる。よくわかってる。

って、仕入れるつもりはなかったのに仕入れてしまいました。

141 こちらがよく流通しているデージーです。上の花との違いがおわかりになりますでしょうか。

143 ならべてみました。左が定番のデージー。八重咲きで花びらが細いです。右が今回仕入れたもの。

どちらもかわいいのですが、左が素朴な田舎娘だとすると、右は可憐な町娘、みたいな雰囲気でございます。

136 更にさらに、このコルディリネ・オーストラリスという葉物植物。

当店のお客様は見向きもしてくれません。

が、まき衛門には渋くてかっこいい、と見えるのでした。

132 上から見ますとね、中心部がほんのり赤くて、色気があるんですよ。

でも、売れません。

153 なのでこれらのものをいっしょくたに

155 寄せ植えにしちゃいました。

159 ちょっと遠くから。

160_2 更に離れて。

101_2 今いちばんのお気に入りでございます。

067 つづきまして。

フリンジパンジーというふりふりひらひらの花びらのパンジーがございます。割と昔からあるのですが、色もたくさんあって、とってもゴージャスで華やかな印象なので近年人気です。

こちらがそうでございます。

012 で、通常ですとこんなかんじで

006 ちょっと洋風な寄せ植えにしたりするんですけれども、そういうのって、あまりにも真っ当すぎて、まき衛門的にはだんだん気恥ずかしくなってくるわけです。

洋風な顔をした人が、洋風な服を着て、洋風なお出かけをする、みたいな感じがあまりにもはまりすぎてて落ち着かない気分になるのですな。へそまがりんぐなまき衛門としては。

で、このやり場のない思いを払拭するためにどうしたかと申しますと…

023 赤パンジー、

028 青パンジー、

029 黄パンジー、

025 桃パンジー。

099 四色あわせて

034 フリンジ戦隊ヨンレンジャー!

とかやって遊んでみたりするわけです。なぜ、ゴレンジャーではないのかと言いますと、同じ鉢が4つしかなかったからです~。

あ、もちろん店でそんな戦隊モノ的売り方はいたしません。あくまでまき衛門の心の中だけのことでございます。おほほほほ。

でも、こっちのほうが気恥ずかしいのじゃないかって言われそうですな。ま、今年の恥は今年のうちに、ということで。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。そして、どうぞ良いお年を。

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2007年12月29日 (土)

花が咲いています。

みなさまこんばんは。

以前、お客様に「ここの店では花が咲いているように見えるわね」と言われたことがあります。どういう意味なのかな~と考えたのですが、多分、植えもん屋の花が命があるものとして咲いているように見える、ということではないかなと思いました。今、市場に出回る花は、そうじゃないものがあまりにも多い気がします。

で、今日は、植えもん屋の最近の花たちをいろいろお見せしようかなって思います。果たしてブログの写真で何をどれだけお伝えできるのかとはいつも思うのですが、今出来ることはとりあえずやっておこうと。

080 こちらはまき衛門がいつも魅了されるM園芸さんのビオラの苗でございます。

074_3 どうでしょうか、この凄まじいほどの発色。

070_2 毎回1ケースの中にいろんな色を取り合わせて市場に出荷されてきますけれど、いつもその練りに練られた色合わせにうっとりします。

このケースも、絵のような色合いでございます。

085_2 一株ずつ見ていただきますと、これなどつぼみが8個くらいついています。ちょっと見えにくいですけども。

083 葉色も良く、このぷりぷりの弾力感。葉と葉の隙間から生命感が湧き上がってくるような。

062 こちら、定番のチロリアンデージーの苗も、思わずおいしそうと思ってしまう(?)可愛らしさ。

063 やはりぷりぷりでございます~。

003 なので、M園芸さんの苗を見ていると、とりあえず何か植えたくなります。挑発されると申しましょうか。

たとえばこんなふうに。

064 あるいはこんなふうに。

005 また、ブリキの缶に穴をあけてアイビーと植えてみたり。

021 一株だけを白い陶器鉢に植えたり。

016 ビタミンカラーは茶色の陶器鉢に。

020 以前冬の寄せ植えということでご紹介したホールケーキ風も、ボリュームアップして、お客様に楽しんでいただいたりなんかして。

以上、まき衛門が絶対の信頼をおいているM園芸さんの苗編でございました。

046 引き続きまして、これも冬の定番シクラメンでございます。

シクラメンって、この時期どこにでも売っているので、そんなにご自宅用としてヒットするかんじの花ではないのですが、

097 これはすごいです。来店されるマダムたちが次々に悩殺されております。

深みのあるマジェンタカラーで、ご自宅用としてだけでなく、こんなのをウインドーディスプレイなんかに上手につかってあげると、かなりおしゃれになるだろうなとも思う逸品でございます。

095 さらに、こちらは島根県のH園芸さんがおつくりになったシクラメンなのですが、これがすごいのです。すごい、としか言いようがありません。

花の発色、葉の弾力、茎の太さ、全体の立ち姿なども素晴らしく、全てにぴりっとした緊張感がございます。そして、普通、仕入れてしばらくすると、だら~んとだらしなく姿が乱れることがあるのですが、このH園芸さんのものは、かなり長い期間、がっちりとその姿勢を保ってくれます。

096

まき衛門は、シクラメンというものをあまりきれいだなと思ったことがなかったのですが、それはきれいだと思えるようなシクラメンに出会わなかったからだってことに気付きました。

どぎついだけの花だなって感じてたのですが、この方たちのおつくりになる花は繊細で、ふんわりとした雰囲気につつまれております。

092 こちらはおまけで。

最近人気の花びらが反り返らないタイプの「クラシカルドレス」。

093 そして、これは「ランジェリーローズ」。

あと「ピンクランジェリー」なんていう品種もありましてね。競りのときに、「次はピンクランジェリーね~」なんて紹介されるんですよ。

恥ずかしくてうかつに仕入れられないじゃないか。ポップを書くのも勇気がいるんだぞ!いい花なのに…。

こんな名前をつけられた過程をあれこれ想像しますと、ちょっと切なくなります。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月24日 (月)

メリー・クリスマスでございます。

みなさまこんばんは。クリスマスイブの夜、いかがお過ごしでしょうか。

当店はすでに門松の制作にとりかかっており、世間のクリスマスイブモードなどスルーでございます。

で、いつもは店番を担当するまき衛門なのですが、本日は市場に出荷する門松をつくるのに人手がいるとのことで、まき衛門も門松づくりに参戦いたしましてございます。

父と弟が主になり、何組もの門松を組み立てていくかたわらで、まき衛門はその門松に植え込む葉牡丹の古葉などをむしりつつ、べっぴんさんにしていく、という作業をしておりました。が、横目で門松の作業につかう道具などを見ておりましたところ、なかなか面白いかたちのものもあり、まき衛門のなかのある虫が騒ぎ出したのでした。

まき衛門「ちょっと、この道具とかさあ、一発ギャグ魂が騒ぐよな~」弟「うう、そういえば…」

弟「じゃあ、これをこうして…まつげ!」まき衛門「そ、それ面白いなり。じゃあ、じゃあ、これはこうして…貞子!」弟「う~ん、それ超怖いんじゃねえ?それじゃあ、これはこうして…ヘラクレスオオカブト!」まき衛門「う~ん、おぬし、なかなかやるのう…じゃあ、これはこれは?」

…こうして門松制作の道具をつかった一発ギャグ大会はしばらく続いたのであった。

あほな姉弟でございます。

が、こんなあほな姉弟が育つには、それなりの環境、というものがあったからにほかならない、と思うのであります。

それはまだまき衛門が補助輪なしの自転車デビューを果たしたくらいの頃、のクリスマスイブのこと。夜、居間でこたつに入りつつ、サンタさんにお手紙を書きました。「いい子にしていたので、プレゼントをください」とか、そんなことだったでしょうか。サンタさんの正体は誰なのかをなんとなくわかり始めた年頃で、同じくこたつに入っていた親をちらちらと見つつ、のことでした。

まき衛門はその手紙を靴下に入れ、枕元に置き、わくわくしながら眠りにつきました。ああ、明日の朝、何が入ってるんだろう。お菓子の詰まったブーツかな。かわいいお人形かな。それとも、きれいな絵のついたボールかな…。

翌朝、真っ先に靴下の中を確認したまき衛門は目がテンになりました。くつしたはぺったんこでした。が、ぺったんこの靴下のなかをまさぐると、三つ折りにされた紙がでてきたのでした。ひらくと、それは、なんと五百円札で、その五百円札にはさまれた紙をひらくと、「これで好きなものを買いなさい。サンタより」と書いてあったのでした。

子どもながらに、なにかすごく理不尽なものを感じたまき衛門は、母に「サンタさんが現金をくれた~」とちょっと涙目になりながら訴えました。すると母は「良かったじゃないの、気の利いたサンタさんで~。」と軽快に笑ったのを覚えております。

おそらく、あの日からであろう。まき衛門がひねくれものになったのは。

が、弟も負けてはいない。まだ弟がたこ焼きというものを食べたことがなかった頃、母に「たこ焼きが食べたい」と訴えたそうな。するとその晩、「はい、たこ焼き」と母が丸いころころしたものをお皿にてんこもりにして食卓に乗せたそうな。何か変だな、と感じつつ食べたそのころころは、まぎれもなく里芋の煮っころがしだったという。未知の味にこころ躍らせるはずだった弟は、やはり理不尽なものを感じつつ里芋を食したという。

我々はこんな環境で育ったのでした。

サンタさん、どうかこんな私たちにまっとうな夢をプレゼントしてください。

それでは本日はこれにて。みなさますてきなクリスマスを。おやすみなさい。

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2007年12月23日 (日)

たいせつなもの。

みなさま再びこんばんは。

M-1のテンションのまま、今日2回目の更新でございます。

え~、もし、一生無人島に暮らすなどという事になったとして、何か持って行くことが出来るとしたら、というとき。

まき衛門が選ぶものの中に、必ずこれは入る、というたいせつなものをひとつ、ご紹介しようかなと。

003 一冊の本なんですけれども、

「学生版原色植物図鑑」(野外植物篇) 牧野富太郎著

昭和29年初版発行 昭和32年十一版発行 

発行所 株式会社北隆館 定価700円

とあります。

004 中を開きますと、このように植物の写真ではなく、手描きの絵と、どのような植物であるのかというようなことが専門的に、ことこまかく書いてございます。

005 ひとつひとつの植物の特徴がとてもよく捉えられている絵と、なんともレトロ感漂う色使いに、ただならぬあたたかみと知性を感じさせます。

数年前、東京の花屋さんを100軒ほど見て歩いた際、ふと思い立って幡ヶ谷という町の商店街をぶらぶらしたことがありました。そのときたまたま立ち寄った古本屋さんで、なんとなく目にした背表紙にこころ魅かれ、手に取った本がこれでございました。多分、植物のことを勉強する大学生のために書かれた本なのだろうと思うのですが、その手の本とは思えないほどかわいらしい装丁と配色に一目ぼれして買ってしまいました。古い本なのに、どこか清潔感もありましてね。

まき衛門がまだ生まれる前のどこかの大学の学生さんが、この本を見ながら、あ~、勉強ってめんどくせ~な~、なんて思いつつ読んでいたのかもしれない、と思うとなんだか愉快で。

というまき衛門も、めんどくさいので活字はじっくり読んだことがないんですけどもね~。

いつか、、まき衛門が自分の店を持つ、という幸運な日が訪れたら、店の本棚にぜったい飾りたいって、思う一冊なのでした。植物はアートだっていうまき衛門の思いと、どこか通じるものを持った本だと感じるので。

で、なぜ今この本のことを書いているかともうしますと、

006 なんだかこの本の色って、クリスマスっぽいな~って思っていたので。

先日ご紹介したドイツ製の湯たんぽとならべて写真に撮っていたら、この渋さがまき衛門的にいい感じのクリスマスムードを醸し出しておりました。

ま、あくまでまき衛門的に、なんですけどもね。

それでは本日は本当にこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月21日 (金)

わがこころの友よ。

みなさまこんばんは。

もうすぐクリスマスですね。世間のレディーたちは自分にごほうびなんて言いつつジュエリーや、バッグや、靴、あるいはあったかいコートなんて買うのかしら。あるいは彼氏にプレゼントしてもらうのかしら。

そういうものに全くご縁のないまき衛門、とは言いながら、ひそかに、この冬最強のアイテムを手に入れるべく、ずっと探していたものがありました。そしてようやくこれは、と思うものと出会えましてございます。

002 それはこちらでございます~。

パソコンでいろいろ検索していたら、たまたま出てきたのがこれで、なんだか一目ぼれしちゃったんですよね~。なので、つい買ってしまいました。

え~、一体何かと申しますと、銅製のハンドメイド湯たんぽでございます~。まき衛門は極度の冷え性ですのでね~。冬は湯たんぽがないと生きてゆけません。

お弁当箱くらいの大きさで、両てのひらにすっぽりおさまるサイズでありながら、お湯を注ぐと一晩中あたたかです。しかも、パッキンをつかっていないので、消耗によるお湯もれなどもなく、大切に使えば一生モノというすぐれもの。

で、これを買おう、と決意したその最大の理由というのが、ドイツの職人さんが手作りしている、ということでございました。以前、カイロプラクティックを生業としている知人が、ドイツ製の人体骨格の模型をみせてくれたのですが、その模型に宿っている実に生真面目な、実直な人格、みたいなものにすっかり魅了されたことがありました。日本人の勤勉さとはまた一味違う風格がありましてね。あと、サッカーのワールドカップに出ていた、オリバー・カーンも好きだったので、そんな雰囲気が味わえるかもって思って。

で、口コミによると手作りゆえなかなかに入手困難な品とのことでしたが、注文したら3~4日後くらいに手元に届きました。あっさりと。あまりにあっさりすぎて、最初はだまされてるのじゃないかと思ったくらいでしたが、使ってみると、その使い心地は抜群で、使うほどに愛着がわいてくるのでございます~。職人技が光ってるわ~。

これを見た弟が、最初「なんだこれ」って馬鹿にしていたのですけれども、手に持っているうちに「なんだかこれ、ずっと触っていたくなる手触りだな」といい始め、本日などは、「我輩も欲しくなったなり」と言い出してございます。

でもね~、けっこういいお値段なんですよね~。ちょっと手ごろなコートとか、家族用こたつも買えちゃうくらい。でも日本にいながらにしてドイツ人気質を味わえる湯たんぽであることを考えると、イーブンかな~。ま、このくらいの贅沢をしてもばちはあたりますまい。

とにかく、今一番頼もしく、愛いやつでございます。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月18日 (火)

なんとなく なんとなく

みなさまこんばんは。

突然ですが、まき衛門は「まゆみ」という曲が大好きでございます。ちょっと古い曲で、KANさんが歌ってたんですけども。

普通、ミュージシャンのみなさまって、いい曲つくろうって、頑張っておられるんだろうなって、思うわけです。人の心に届く作品、記憶に残る作品、あるいはこれなら売れるっていう作品…。そのご苦労の程、ご推察申し上げたりするわけです。

が、

まゆみ 最近の君はどう ぼくはね 少しふてくされてるよ

という歌詞で始まる「まゆみ」という曲は、そういうベクトルから全く解放された、実に脱力系な雰囲気をたたえ、ミスチルあたりが一生懸命に、哲学的に、求道的に人生や恋愛を歌い上げるのを尻目に、

なんとなく なんとなく 歌なんかをつくってみたんだよ~

と、かなりマイペースな展開をみせていくのであ~る。そしてどこまでも等身大なつぶやき口調を重ねかさねて、気がつくと、味わい深い恋のうたの世界ができあがっていたりする。

それはかつて少女マンガ界に彗星のごとくあらわれ、天才の名をほしいままにした川原泉さんの描く世界にどことなく通じるものを感じたりもして。彼女の出世作「空の食欲魔人」を初めて読んだときと、「まゆみ」を初めて聞いたときの衝撃って、なんだか似てるんですよね~。多分、主人公が物語の渦中にありながら、どちらもすごく理性的で、なにごとにもほどよい距離感を保っている。それでいてそこに人生の悲哀やおかしみがただよっていたりする。こういうのを実は名作っていうんではないかなって思うのですけどもね。

さて。力の抜けた距離感。ゆえあって、今のまき衛門に、一番必要なものかもしれません。

そんなこんなで、最近、ふと思い出して、洗濯なんかしながら毎日くちずさんでいるのでした。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月16日 (日)

冬の寄せ植えを追加で。

みなさまこんばんは。

昨夜ブログを更新したあと、また流れ星を見てしまったまき衛門でございます。多分20個くらい。マッチを擦るように勢いのあるものや、雪のようにしんしんと流れるもの、空をカッターで切るように鋭いもの、ふわってあらわれて消えるもの…。流れ星って表情が豊かで、見ていて飽きません。地上のイルミネーションより、こっちのほうが断然好き。

さて。今年は時間も材料も少ないけれど、それでもこつこつ寄せ植えをつくっております。前回に続きまして、ささやかながら寄せ植えの写真でございます。

006 この季節になると、毎年恒例の「葉ボタンぎゅぎゅっと寄せ」をつくりたくなります。

おなじみのM園芸さんが、寄せ植えに使い易いように、葉ボタンを二股や三股の枝分かれにして、個性的に仕立ててくれるのです。

で、最近の葉ボタンはそれ自体がお花みたいなのですが、葉ボタンだけではさみしいので、黄金セキショウ、フィカス・プミラ、ベアグラス、コプロスマ・キルキーといった葉物を添えております。

007 ちょっと角度を変えて、こんなかんじ。

036_2 続きまして。

シャープな印象なのに愛らしくて、すっきりと洗練された素材はないかと探していたとき、まき衛門の植物アンテナが察知したのがこちら。

アイビーのタイニー・フェザーちゃんでございます~。

035 で、そのタイニー・フェザーみたいな植物が手に入ったら、ずっとあわせてみたいと思ってスタンバイしていたビオラとですね~、

029 こんなアンティーク風の木のコンテナに植え込みました。

040 淡いブルーのビオラって、優しくってお上品なのですが、それだけではただかわいいだけになってしまって、何か物足りないと思っていました。冬は暗く見えるし。

なので何かスパイスになる、明るくてきりっとしていて、動きのある、今までにない葉物を探していたのでした。

031 念じれば出会えるものだなって、思いました。

ま、完全に自己満足のためだけにつくった1鉢なんですけどね~。

一部のマニアックなお客様から圧倒的な(?)ご支持をいただいておりまして、それまで全く売れていなかったこの色のビオラがじわじわと売れ始めましたのです~。あくまでじわじわですが、この地方って、はっきりした色じゃないとなかなか売れないんですよね~。なのでちょっと嬉しいです。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月15日 (土)

星空ノチカラ。

みなさまこんばんは。

さっき、冬の夜空を見ました。オリオン座がちょうど真南にあって、いつもより星の光がするどくて。

すると、今夜は一段と凄まじい、と思わず見入ってしまった星の間の闇を、オリオン座からまっすぐに、ガラスのしずくのようなものがひとつ滴り落ちました。

それはとてもおおきな流れ星でした。

そしてそれはきれいななみだみたいにも見えました。

なみだには、浄化作用があるのだと思うのですが、その流れ星が夜空を伝って落ちてからというもの、さっきまで胸の中でごちゃごちゃとわだかまっていたものが、なんだかとけちゃったんですよね~。

もう、いいや~、あんなこと、どうだって~。

って、笑っちゃうくらいどうでもよくなって、おもわず笑っちゃったら、もうひとつおまけに、今度は斜めに小さな星が流れました。

どうやらふたご座流星群の仕業だったようですが。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月11日 (火)

恋スル夜空。

みなさまこんばんは。

最近毎日夜9時くらいまで仕事に軟禁されているまき衛門でございます。助けて~。自由をくれ~。娑婆の空気を吸わせろ~。

そんな日々が年末まで続きます。

このままではストレス雪だるまになってしまう。なので、ほんのちょっとではありますが、仕事が終わってからこんなところに行ってきました。

002 ここはとある海沿いの公園でしてね、

005 スノーマンのお人形は風に吹かれて空を仰いでおります。

004 サンタさんもいます。

001 それをちょっとぼんやりな感じで。

このなんともふつ~な公園のなんともふつ~なクリスマス仕様。

それを何故わざわざ嬉しがって写真に撮ってきたかと申しますと、ここはやんぐなわかものに人気だという今話題の映画、「恋空」のロケ地になったところなのだそうで、今そのセットが再現されて、このきらきら具合なのだとか。

まき衛門もほんの1ヶ月ほど前に知ったのですが「恋空」の約6割ちょっとのシーンが当地で撮影されたのですって~。よく通るあの川原や、まき衛門が非常勤講師として教鞭をとっていたあの学校なども映っているとのことで、ちょっと嬉しくなったもので。

そうは言っても、そこはへそまがりんぐなまき衛門。世界の中心っぽいところで愛をさけんじゃうような映画や、今、いきなり会いに行っちゃうような映画なんていうものには全く関心がないので、おそらくこの映画も観に行くことはないでせう。ごめんあそばせ。

で、結局ブログでご当地自慢をしてストレス解消しようかな~というだけのことなんですけどね。おほほほほ。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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2007年12月 7日 (金)

プチでございますが…。

みなさまこんばんは。

え~、ここ2~3日、まき衛門は苦戦を強いられておりまして、パソコンを操作出来ず、コメントをくださっていた方々へのお返事も遅くなってしまいました。申し訳ないです~。

実は、恥ずかしながら「プチぎっくり腰」になっておりまして、なんとか立って歩くことは出来ても、長時間座るとか、前におじぎをするとかが出来ず、笑ったり、ちょっとしたせきやくしゃみで「ぬぉぉぉぉぉぉっっっっっ」と悶絶、という状態でございました。これからさらなる繁忙期になるというのに、ここで悪化させて本当にぎっくりさんになってしまうといけませんので、ゆっくり養生させてもらい、ようやく痛みがひいてまいりましたので、本日復活を果たしましてございまする。

聞くところによりますと、冷蔵庫の野菜室からレタスを取り出そうとしてぎっくり腰になった、という方もおられるとのことですが、植えもん屋の仕事は腰に負担をかけることの連続ですのでね~。何が原因かはわからないのですけども、気をつけないといけないなあと肝に銘じたことでございます。

今回ひとつ発見したのは腰が痛いときにお腹をこわすとかなり辛い、ということでしょうか。あんなにあぶら汗をかいたのはいつ以来でせう。何日か前に、賞味期限のきれた卵と、賞味期限のきれたお肉と、賞味期限のきれたお豆腐を、ややしなびれかけたお野菜と一緒に煮込んだ「食品偽装鍋」をつくって食べたときはなんともなかったんですけどね~。急に寒くなってきたのに、うっかり身体を冷やしてしまったことが悪かったみたいでございます。これも気をつけなくてはいけませんな。

みなさまも、くれぐれもご用心召されますよう。

それでは本日はこれにて。あ、明日8日は真珠湾攻撃開始の日であり、ジョン・レノンの命日ですね。世界に平和を、心に愛を。みなさまごきげんよう。

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2007年12月 3日 (月)

植えもん屋的妄想。

みなさまこんばんは。

ここ数日、猛烈に、お金と、地位と、名誉が欲しいと願うまき衛門でございます。

まあ、まき衛門さんたら、はしたないことを、と思われるかもしれません。ええ、思っていただいて結構です。でも、欲しいんだから仕方ないのであ~る。そして、ちょっとやそっとのものじゃなく、国とか政財界を動かすくらいの影響力が欲しいんですな。

ずっと前、スガシカオさんがインタビューで「やりたいことがあるんだったら、まずお金を貯めること」って言っていたのですが、これは正しいことだなあと、つくづく思うわけです。きれいごと言っても、軍資金がないと活動できない。そして地位や名誉がないと、発言に説得力がない。

じゃあ、それらを手に入れてまき衛門がやりたいことは何かと申しますと。、田舎の景観と、自然の機能と、地方の生活の再生をはかりたい。ということなんですな。なにしろ田舎っていうのは、いのちの生産の場であり、回復の場であり、インスピレーションの源でないといけないと思うわけです。ところが、最近、こういうことが崩壊している、と、地方で植えもん屋をやっていると、恐ろしいほど実感してしまうわけです。ひとつひとつは小さなことなんですけどね~。それがこつこつこつこつ積み重なってくると、ちょっとやばいぞって、感じるのですよ。

そうは言っても、その再生活動は、例えば暗かったり、地味だったり、悲壮感が漂ったり、人の良心にのみ訴えるものだったり、他人事に思えたり、誰かが負担を強いられたり、では続かないし、求心力がありません。なので、あくまでおっしゃれ~で、ビジネスライクで機能的なものでなければ、と思うわけです。できればそれが芸術文化の振興にも一役買ってくれるとなおよろしいですな。

そこでまき衛門の妄想が、暴走を始めるわけでございます。まず会社を設立して、表参道とか青山あたりにレトロ感漂うおしゃれな本社建物を購入。「東京R不動産」というちょっとこだわりの不動産屋さんあたりにお願いすれば面白物件を探し出してくれるでしょう。そして優秀な人材をあつめるために公務員並みの手厚い待遇と高給で社員を採用。経営感覚にすぐれた人や、プレゼン能力の高い人、時代の流れに敏感な人、いろんな意味でセンスのいい人、志の高い人などをバランス良く。自然保護とか文化振興が目的だけれど、それが一般の人の生活に自然な形で組み込まれるようなビジネス展開をしたい。

そして全国各地の廃校や味わいのある建物を買い取り、そこを支店にします。地域の交流の場や創作活動の拠点になるよう、建物は住民にも開放。美術館としても使いたい。そして多くの人材を地元採用し、機能性とファッション性を兼ね備えたかっこいい作業着を着て自然保護活動の実働部隊として働いてもらうのです。また、メイドカフェみたいに幼なじみカフェなんていうものをつくり、都会からの観光客に昭和的学校生活を味わってもらうなんてどうでしょう。オプションで、いじめっこからクラスのマドンナを助ける、とか、あこがれの男子生徒に告白する、なんていうシチュエーションもご用意。

で、都会においては、売れっ子アートプロデューサーや、デザイナー、建築家、ランドスケープデザイナーなどに「竹林とか森林の機能や景観美を維持するために、適度な伐採をしないといけないんだけど、そこで切り出されたものを、ファッションや建築や公園やインテリアの素材としてもっと現代の生活に見合った形で取り入れたいので、何か考えてください。」と依頼したりする。各界のファッションリーダーには、そういうものを積極的につかってもらう。竹素材のバングルやピアス、ブランドのバッグとかもありでしょうか。

高給クラブや料亭なども手がけ、政財界と太いパイプを築きつつ、その売り上げで都会の中でまだ自然の残る土地を買い上げて、景観保護地区として管理したり。

地位や名誉があれば、発言したことに影響力が出来るから、植えもん屋としては、政界に働きかけ、個人でも法人でも建物を建てた場合はその敷地の何パーセントかは必ず土が露出する部分を残して庭を設計する、という法律や条例をつくってもらう。地球温暖化対策を考えると、植物よりも土の存在がもっと大事だから、敷地の全部が舗装されないように…。

とかですね~、ここ数日、へんてこな妄想がとまらないわけです。

ああ、またつまらぬことを書いてしまった…。

それでは本日はこれにて。まき衛門のたわごとに最後までおつきあいくださって申し訳ないです~。おやすみなさいませ。

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