ターシャさんは星になった。
みなさまこんばんは。
今月の26日から、当地方で唯一のデパート(他にもPARCOとかはあるのですけどもね~。デパート的なものはひとつしかないのです~。)にて、「ターシャ・テューダー展」が始まりました。世界的な絵本作家にして、尊敬を集めるガーデナーでもあり、そのスローライフな日常の素敵さから、ロマンチックなマダム達の憧れの的となっているおばあちゃまなのでございます。
が、初日に見に行った叔母の感想を聞いて、まあ、絶対行かなければならないということでもなさそうかな~という気がしましたし、もともとかなりオトコマエの性格であるまき衛門(←おしとやかと程遠いという意味でありますな。)ですゆえ、行こうかどうしようかと思案しておりましたところ、弟から
「ターシャさんが亡くなったよ」
との知らせが。何でも18日に、自宅で眠るように旅立ったとか。享年92歳だそうでございます。
その知らせを、このタイミングで受け取ったということは、やはり行ったほうがいいのかもしれない、と思いました。その生き方もさることながら、自然体で亡くなったことも含めて、彼女の人生の充実ぶりに触れたくなった、ということでしょか。
なので、雨が降っていてあまり植えもん屋が忙しくないと思われる本日、会場に行ってまいりました。
会場には、ターシャの使っていた食器や、手作りのワンピース、お人形、庭仕事の道具等、生活を楽しんだことの証しのいろいろが展示されていたのですけれども、中でもまき衛門の心にぐっときたことがふたつありました。
ひとつは、会場を入ってすぐの所に展示してあった
「人生は短いのよ。文句を言っている暇などないわ。目の前にある幸せを精一杯味わうことよ。」
というターシャの言葉。
もうひとつは、絵本作家である彼女の、絵本の原画たちです。まき衛門には絵本の良し悪しはわからないけれど、彼女の絵の輪郭をなす線を目で追っていると、もうとにかく彼女がどんなに絵を描くことが好きで、それを楽しんでいたのかがダイレクトに伝わってきました。
ああ、そうか。ターシャさんの言葉には嘘がないんだなあと。本当に彼女は楽しみながらいきたんだなあと。だからこんなに世界から愛されているんだなあって、思って、しばらくのあいだ、その楽しさの波動みたいなものに浸ったのでした。
齢を重ねてなお、生きる楽しみを味わうのに貪欲だったターシャさんは、どんなお星様になったのかな~なんて考えてみるのでした。
ご冥福をお祈りします、なんていう言葉も、彼女の前では陳腐な決まり文句でしかないなって思います。
それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。
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