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2010年3月26日 (金)

「案じるより団子汁」いただきました。

みなさんこんばんは。

え~、先日遠方より当地方に遊びに来てくださった友人のひとりから、「案じるより団子汁」という言葉を教えていただきました。おそらく、「いろいろ案じて心配するより、おいしい団子汁でも食べて元気を出したほうがずっといいぞ」という意味合いではなかろうかと思われます。で、友人は以前からその言葉に親しんではおられたものの、本物の団子汁を食べたことがなかったとのこと。

が、当地方を離れる直前に立ち寄った店で「団子汁」の看板を発見し、さっそく食べてみることにしたらしいのですが、たいそう驚かれたとのことでした。団子汁という名前から、おしるこのようなものを想像されていたのに、出てきたものがまったく違うものだったからでした。

「団子汁」というのは実は当地方の郷土料理でございます。多分九州のほとんどの地方で、ちょっとずつ名前や具材が違ったりしていても似たようなものが親しまれているように思います。

さて。もしかしたら、全国には他にも「団子汁」という名前の食べ物が存在し、友人の教えてくれた「団子汁」の言葉の指すものと当地方の団子汁は別物だったりするかもしれませんが、偶然昨夜母が「団子汁が食べたい」と言い出し、つくり始めましたので、当地方の団子汁を団子メインでご紹介しようかなあと。

100324_171201 え~、こちらのなまっちろいへにょへにょの塊が団子の種でございます。小麦粉に水と塩を混ぜ、耳たぶくらいの柔らかさになるまでしっかりこね、それを親指の大きさくらいにちぎってまるめたものでございます。

100324_171202_2 それに水でしめらせたふきんをかぶせ、数十分寝かせます。

う~ん、こうして見ると何かの生き物の群れのようですな。

100324_190601 数十分後、団子の種を両手の親指と人差し指でびよ~んびよ~んと引っ張っていると、このようになめらかに伸び始めるるのです。

100324_190801きしめんよりも更に太い麺のようなもの、これこそが当地方の団子でございます。

100324_191301 それを、にんじん、ごぼう、しいたけ、里芋などが入った豚汁風の汁に投入します。白い麺の色がややくすんで火が通ったら、ねぎをちらして完成でございます。

丼に入った完成形をご紹介したかったのですが、すっかり忘れて食べてしまったために、写真はございません。すみません。

家庭料理なので、つくる手順や、具などはきっと家庭ごとに違うかと思いますが、だいたいこんな感じです。

それにしても、「案じるより団子汁」。良い言葉ですね~。この言葉、いただきました。教えてくださったNさん、ありがとうございます。

それでは本日はこれにて。みなさまごきげんよう。

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コメント

まき衛門さ~~ん、な・な・なんと
団子汁のお料理!!!素晴らしいです!
私の中のなぞの団子汁が今あきらかに~~!

おいしそうな団子汁の解説、誠にありがとうございました。(深く深くおじぎ)

ず~~とむかし、
ことわざ辞典なるものを見ていましたら、【案じるより、団子汁】
な、なんと素晴らしいことわざ!
一目で感激したものでした。
くよくよ案じるよりも、
団子汁でも食べて元気を出そう…
団子汁を食べれば元気も出よう…
この精神が
私にぴったり来たという事でした。

「案じる」はあんこ汁だったのか・・・・。
「団子汁」とは団子の入った汁なのか…。
一人、妄想の世界でしたが、時が経つにつれもうすっかり、忘れていた事でした。

それがここさんと別れ、高速バスに向かう
大分駅、ロッカーの鍵を探すべく何度となく往復した構内の食堂の看板に
「団子汁」の文字を見た時の感激、
そして食い入るように見た食堂のサンプル。

え~~、団子汁のベースは小豆ではなかったのか・…という驚き、そしてどうしても食べてみたいという欲求。
私のただならぬ様子にお店のお姉さんが声を掛けてくれました。
私の見ていたサンプルは団子汁セット。
別府で買ったお昼用の「キャベツ巻き関鯖」
もあるので、即座に『単品でもありますか』
と聞き返しました。

そして美味しい団子汁を頂きました。
団子とはきしめんの親分の事だったのですね。大分県の最後が「団子汁」とは
これも何かのご縁でした。m(__)m
団子汁のお話し、ほんとにありがとう!!!

投稿: ねたの | 2010年3月26日 (金) 01時22分

ねたのさんこんばんはです~~~。
コメントありがとうございました~~~。
&遠路はるばるおこしくださってありがとうございました。ディープなご旅行でしたが、帰り着かれてからもう日常のリズムに戻られましたか?

なんと、「案じるより団子汁」はことわざ辞典に載っている言葉でしたか。「案じるよりのっぺい汁」とか「案じるより粕汁」とかではなく、団子汁というところが嬉しいところでもあり、あのがつんとお腹にたまる感じが元気のもとかも、と納得するところでもあり。団子汁精神は悩み多き現代人を救うかもしれません。

更に驚きましたのは、キャベツ巻き関鯖でございます。当地にそのようなものが存在していたとは…。今度見かけたら食べてみたいです。

関鯖ついでに、当地方のやはり郷土料理に「りゅうきゅう」というのがあります。琉球とつながりがあるのかどうかは謎ですが、鯵や鯖などの刺身を醤油とみりんで漬け込んだ一品でございます。好みでゴマやスライスしたたまねぎなども加えますが、これをあつあつご飯にのせてお茶漬けなどした日には、もうしあわせ~でございます。

投稿: まき衛門 | 2010年3月27日 (土) 00時14分

まき衛門さん、こんばんは。
その後お元気でお過ごしでしょうか?
ところで、だんご汁のことでは、さすがねたのさんと感心しております。
その上「りゅうきゅう」!
まだまだ大分には美味しいものがたくさんありそうですね。
実は帰ってからもなかなか旅行の余韻が醒めず、今さら大分の観光について調べたりして過ごしております。するとまあ、行きたいところがたくさん。また是非大分に出かけて、そして美味しいものもたくさんいただこうと心に決めております。
温かいご家族の雰囲気もまた忘れられない体験でした。本当にいろいろとお心尽くし下さいまして、ありがとうございました。

投稿: ここ | 2010年3月27日 (土) 20時18分

ここさんこんばんはです~~~。
先日は遠方よりお越しくださいまして、ありがとうございました。
ここさんのほうも、お疲れが出てはいませんか。本当に楽しい時間でしたね。

実はお2人とお話させていただくなかで、何度か団子汁やりゅうきゅうのことも頭に浮かんだのでしたが、いまいち地味かな~なんて思ってお伝えせずにおりました。
が、後々になってこんなに盛り上がってしまうとは。こんなことならもっと早く話題にすれば良かったと思ったことです。

でもそのことが逆にまたお越しくださるきっかけになるのかもしれず、ぜひぜひまた、という気持ちでもおります。そのときはまた、ご案内させていただければと思っております。気になっている場所などありましたらお教えくださいませ。

実は私の家族はブログでであった方たちにお会いすることに最初はぴんときてなかったようなのですが、実際にお目にかかった瞬間から、「ああ、この方々とはご縁がある」と感じたそうでございます。

次は、ここさん、ねたのさんのホームグラウンドでの大集合、本当に楽しみにしております!!!

投稿: まき衛門 | 2010年3月28日 (日) 02時22分

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